1960's製のベトジャンになります。
Sizeは"XL"ぐらいで、カラーはブラックになります。
ジッパーは、真鍮のYKKで、スカジャンなどに使われているリバーシブルタイプの物となります。
生地はコットンツイルで、裏地はサテン地となります。
フロントには、虎の顔と「Jack」の文字と「福」の文字が、バックには「WHEN I DIE I'LL GO TO HEAVEN BECAUSE I'VE SERVED MY TIME IN HELL」「377 TH」「SECURITY POLICE」「SAIGON」「1967-1969」の文字が、全て刺繍で入っております。
また、腕には画像のように、龍らしき生き物が刺繍されています。
こちらの刺繍は、ベトナム戦争の中、1968年に駐在していた第377のSECURITY POLICE(公安警察部隊)が作ったと思われるベトジャンとなります。
このSECURITY POLICE(公安警察部隊)は、サイゴンにあるタンソンAir Baseなどのセキュリティーをしていた公安警察部隊だと思われます。
その中の一人が、フロントに名前の入っている「Jack」で、この人がオーダーしたベトジャンであると思います。
バックに入っている「WHEN I DIE I'LL GO TO HEAVEN BECAUSE I'VE SERVED MY TIME IN HELL」の文字は、ベトジャンでは有名な、「戦争で俺は地獄をみてきたから、俺が死んだ時には必ず天国に行けるはずだ。」と言う名文句が描かれています。
ベトジャンで、最も珍しいのは、刺繍の仕方だと思います。
通常、スカジャンなどですと手振り刺繍で、刺繍の方向が一定方向となりますが、ベトジャンに関しましては、画像のように、刺繍の上に刺繍をすると縫い方となっております。
単純に考えても、刺繍を2度3度する手間が掛かりますので、こちらの刺繍の方が、通常のスカジャンよりは刺繍が大変なパターンとなります。
しかし、スカジャンの方が、刺繍自体は綺麗ですので、技術としましては、スカジャンの刺繍の方がやはり上手であると思われます。
ダメージは、画像にもあるように、両方のカフス部分のボタンが欠損しております。
また、こちらも画像にあるように、裏地に少し汚れがございますが、こちらは着用された場合、見えない部分となりますので、古着慣れされている方ですと問題無い程度となっております。
右前部分の裏地にも、大きな汗シミのようなシミがありますが、こちらも見えない部分となりますので、着用には問題無いですし、古着を買い慣れている方ですと問題無く着用して頂ける程度となっております。
ボディー自体には、大きなシミや汚れ、刺繍のほつれやリペアなども無く、比較的状態の良いベトジャンとなっております。
基本的にベトナムの地図が描かれている物が多いベトジャンで、今回のようなSECURITY POLICE(公安警察部隊)のマークとロゴが入った柄は、珍しい刺繍となります。
サイズが大きい為、着用出来る方も限られてしまいますが、刺繍の柄も珍しく、比較的状態の良いベトジャンとなりますので、サイズの合う方にはおすすめな1着となっております。
肩幅 49cm 身幅 60.5cm 着丈 65cm 袖丈(肩上〜) 62cm